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「新しい営業職」求人、3年で2.62倍に増加。ニーズ高まる“人ならではの価値”CX(カスタマー・トランスフォーメーション)を背景に、広がる営業の役割

株式会社リクルート

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株式会社リクルート(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:北村 吉弘、以下リクルート)は、「新しい営業職」に関する求人と転職の動向についてまとめましたのでご報告いたします。※本リリースでは、2018年頃から求人が増加し始めているインサイドセールス、フィールドセールス、カスタマーサクセスのことを「新しい営業職」と定義しています。

「新しい営業職」への転職者は3年で3.29倍。3人に1人以上が異業種×異職種出身者

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解説者:リクルート HR統括編集長 藤井 薫
「新しい営業職」の求人が2019年度比較2.62倍に増加しています。多様化する営業の役割を再定義することによって新たな求人が生まれており、カスタマーサクセスは2019年度比較3.58倍、インサイドセールスは1.71倍に増加しています。「新しい営業職」増加の背景にあるのはカスタマー・トランスフォーメーション(顧客の価値観変化)です。顧客の価値観が変化したことに対応するため、営業などの顧客接点部門のアプローチ方法にも変化が生じています。キーワードは「体験重視化」「個別化」「時間軸変化」です。顧客は、商品やサービスによって提供される体験や付加価値を求め(体験重視化)、画一的なものではなく、自分/自社に合ったものを選ぶことで満足感を求める(個別化)ように変化してきています。また、サブスクリプション型のサービスが増えたことで、サービス導入後の持続的な価値提供の重要性が高まってきており(時間軸の変化)、営業職に求められる役割も多様化してきました。
従来の営業職と比べると、求められる素養の多様化も進んでいます。エンジニアや施工管理などの技術系職種出身者や、飲食業や宿泊業などのサービス職種出身者など、異職種出身の未経験者が「新しい営業職」として越境転職するケースも生まれています。共通して求められるのは、顧客の状況やニーズに合わせて、個別化された体験を提供できるスキルセットです。各社がDXを進める中で、人を介した顧客アプローチを担う営業のニーズが高まっていることは非常に興味深い動きです。顧客の価値観変化から始まった営業職の変化は、個人にとっても活躍する機会が広がるきっかけとなりつつあり、営業未経験者にとってもチャンスが広がっていると言えるでしょう。企業側もこれまでとは違った多様な個を受け入れることによって、顧客のさまざまな変化に対応する営業組織にアップデートし続けることが求められるのではないでしょうか。

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調査概要

調査方法:『リクルートエージェント』求人データの分析
調査対象:『リクルートエージェント』求人データ
有効回答数:非公開
調査実施期間:2023年9月~2023年11月
調査機関:リクルート

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